ここで一句

(などとタイトルを付けるとハードルが上がってしまいますが)

寒空の街

 

寒空の下息より白いマスク哉

 

今朝の冷え込みの中歩いていると、

ふっと思ったことでした。

 

この冷え込みの中、普段なら

街行く人の息がみんな白いな~と

目でも寒さを実感しただろうな、と。

今は全部遮られてしまって、

それを見ることはかなわないこのマスク社会。

 

少しばかり感慨を刺激されると、

とりあえずなんとなく5・7・5にしてみたり

リズムの良い短歌っぽく改めてみたりします。

 

何となしにふと心に浮かんだことほど、

不思議とついやりたくなるんですよね。

 

その手の表現方法をしっかり学んだわけではないので

隠喩にした方がおしゃれかなとか、

○○かな と〆ると一応それらしくなるなとか、

そんな程度の感じですが

 

自分の感受性が形になるみたいで面白いんですよね。

 

「自分にはこう見えている」を形にするあたりが、

カメラで写真を撮るのと似ていますね、

 

特にどこかで披露するわけでなくても、

どんなに些細な日常の光景や出来事でも、

自分なりに言葉をこね回して

「なんかいい感じの表現」にしていくのは、

その行為そのものが前向きなものなので、

一つのリラックス方法になるかもしれません。

 

是非みなさんもお試しあれ。

 

 

投稿者プロフィール

中根春奈
中根春奈
誠実さと敬意をもって、知ること、考えることを大切にしています。

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