一番の味方は…

 

公園

 

落ち込んだとき

なんとなく元気が出ないとき

傷ついて、腹が立ってしまったとき

 

うまくいかなくて、しんどさを感じるそのとき、

まず一番に味方になってくれているのは、

他でもない、自分自身です。

 

しんどさを感じるのは、自分が自分を守ろうとがんばってくれているから。

 

怪我をしても、痛みを感じられないと、

手当が遅れてしまうこともあるかも知れません。

 

 

しんどくても明るく振る舞わなければいけない…

自分の痛みを訴えるよりも優先すべきことがある…

 

そういう場面は日常に確かに存在して、

抑えられたしんどさが、見えない塊になって

積もっていってしまうことが多い毎日の中。

 

しんどいな、と感じる自分の体や心に、

「しんどいよね、わかるよ」

と言ってあげるだけでも、

ふっと軽くなる心があったりします。

 

落ち込んでいちゃだめだ、明るくならなきゃと

しんどさを振り切ろうとすることが、

いけないこととは思いませんが

 

「しんどいよね」と

 

隣に腰を下ろして、ただ静かに寄り添ってくれる友達みたいに

自分自身の気持ちと付き合うことも

時には必要だと思うのです。

 

 

「こうしたら元気が出るよ!」

と言ってくれるタイプの味方もいれば、

「すぐに元気を出せなくてもいいんだよ」

と言ってくれるタイプの味方もいる。

 

どちらもありがたくて頼もしい存在ですから、

欲張って、どちらも自分の心の中にいてもらって、

落ち込んだときには好きな方を呼んで、そばにいてもらいましょう。

 

遠慮はいりません。だって、自分の心なんですから。

きっと、喜んで味方になってくれるはずですよ。

 

 

 

私自身はたまに、元気が出ないときには

気分と同じくらい、静かで暗い曲を聴きます。

そうそう、こんな感じの気分なのよねと、

誰かにわかってもらえたような気がして

 

でも、忘れてはいけなのは、

その曲をチョイスしてくれた自分が居ること、でした。

 

 

 

投稿者プロフィール

中根春奈
中根春奈
誠実さと敬意をもって、知ること、考えることを大切にしています。

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